机凹む

最後の授業なので、記念館に展示した作品撤去と記念撮影に行く予定だったが。
最後でもう全く動かない。スケッチブックを取りに来ない。
机に出してやれば、あたしのがない、俺のじゃない。先生捨てて、ぶーぶーぶー。紙を破いて紙飛行機。絵の具いらねえ。ぶーぶー。ぎゃーぎゃー。温情で1にしなかった生徒も。『もう成績出しちゃったから関係ないもんねー。』の一言に…終に…。
・・・・・・・・怒りのあまり。
机に椅子を『お前らが上げなかった椅子を、授業終わって片付けてるの誰だと思っていやがる！！！』の念を込めて、がーん！！！とたたっきつけたら。
机が凹んだ。
『この人、やべえ』とかそれでも『きもい』とかぼつぼついいやがったが、こんな虫けらどもに何を言われても。
もうそれを遮断する回路が出来たらしく、なんとも本当にスルーだった。
あたしが5年間、誠心誠意を尽くして培って来た授業形態を汚されたみたいで。
『仕事してねえ。』とぼつりと言われた時は…。
何処まで…馬鹿なのか。涙がぼろぼろぼろぼろぼろ。
わなわなわなわな。（でもちょっと冷静な所があたしの…）

でもめちゃすっきりした。こんだけ怒ってんだぞ！！！って事を示せた。
あの人たち、人の言葉の全然染み込まない人種だから。

その足で教育委員会に臨教の空きを探しに行きたくなった。
が。どーなんだろお。優柔不断は良くないのかな…。