●ちゃん?

●ちゃんに試験会場で会う。
高校2年間同じクラスで同じ部活で同じ予備校に通って、タマビの彫刻に進んだ●ちゃん。
体が弱くて。でも気は強くて。
足が痛いっていう●ちゃんを背負ってあげて高崎駅から高美まで行ったこともある。あたしって、なんてやさしーんだろ...。今、考えても。
でも、スゴイケチで逞しくて。大学時代アパート遊びに行って、その共同お風呂トイレの下宿でコンソメを一個使おうとしたら、半分にしろと怒られてクーラーの無い部屋で汗びっしょりになって寝た気がする。でも他の家電は一番最新のが揃ってて、電機やにまけされて買ったってたなあ。
卒業後も一回池袋の社宅に遊びにって、デカイ、トルソがあったなあ。
院まで行ったんだけれど、就職先ですぐ25くらいんときに年下の眼鏡男子と結婚して、友人結婚式第一号で赤坂のとこだったな。

その後、地元のギャラリーで個展やって一回観にいったけどその後、あまし会ってなく、こっち帰ってきたって年賀状で知ったけれど、年賀状も出さなくなってしまっていた。旦那もなんかーあんまし好きなタイプじゃなくて、子供もかわいくなくて〜。正直。

まあ。正直、相性が悪いっちゅっか、思考に付いて行けないんであんまり、なんちゅーか一緒にいつもいたい人じゃない。んだけれど。

まあ。青春時代を共に走った仲間でR。
高校3年ときにお父さんが人新築の建前で御餅投げてたら落下して亡くなってしまったり。確かに彼女は不運な部分もあるが、なんだかんだ現役でタマビ受かるし、イイとこはすごくいんだよな。
『今●の面白い話で受験の大変さが救われた』とのお褒めの言葉は意外だったし、何喋ってたか全く覚えていないけれど嬉しかった。もんだけれど。

性格がニヒルなんだよなあ。●ちゃんはスゴク、品行方正、常識的で頭がいいんだよ。

あたし田舎モノのストレート勝負のバカ正直が信条だからさ。
アホだし小賢しい技使える余裕がないんだけれど。